2021年は新型コロナの影響で自粛を余儀なくされたのでブランクがありますが、波の合間に撮影した写真をいくつか公開させていただきます。
これから野鳥撮影をはじめたいとお考えの方々や、どのくらいの機材でどのくらいの写真が撮れるのか、と疑問に思われている方々の参考になれば幸いです。
すべて下記セットで撮影したものです。
- ボディ:Nikon Z50
- レンズ: AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
- アダプタ:FTZ
もっと素晴らしい写真を撮られている方も多くいらっしゃいますが、数年前まで野鳥もカメラも素人だった私でもこのくらいの写真が撮れるという例です。決定的瞬間を逃して悔しい思いをすることばかりで、まだまだ恥ずかしいレベルの写真ですが、数年かかって稀にでも使える写真が撮れるようになってきました。
撮影は絞り優先モードで最低シャッター速度1/200秒に設定したISOオートです。露出補正簡易設定にしているので、ファインダーを覗きながらコマンドダイアルで白飛びしないように撮影時に露出補正をしています。一眼レフでは克服できなかった露出補正が、ミラーレスになって直観的に調整できるようになりました。真っ白なサギや白い班を持つ鳥も白飛びしないように撮影できるようになったのが収穫です。
写真は東京都、神奈川県の都市公園で撮影しました。すべて手持ち撮影です。写真によってはトーンカーブの調整やトリミングをしています。長辺を1920ドットに縮小して掲載しています。
2021年1月
自粛していたので庭に来たメジロしか撮れませんでした。
2021年2月
出版社から依頼されているカレンダー写真の締め切りがあるため、「不要不急」ではないと解釈して徒歩で行ける公園で撮影を行いました。手指用の消毒液を持ち、マスク着用、密を避けての撮影です。公園に行くまでに1時間以上歩くので、かなりしんどい撮影でした。
2021年3月
下旬にようやく緊急事態宣言が解除され、ここぞとばかりに撮影に出かけました。バスはまだ怖かったので、電車と徒歩で行ける公園に限定しました。
2021年4月
緊急事態宣言が解除されましたが、予断は許さない状況なので、まだバスは怖く、空いた時間帯の電車と徒歩で行ける公園に限定しました。
2021年5月
緊急事態宣言でほぼ自粛。
2021年6月
緊急事態宣言とダンナのぎっくり腰で自粛。
2021年7月
緊急事態宣言とダンナのぎっくり腰で自粛。
2021年8月
緊急事態宣言とダンナのぎっくり腰で自粛。
2021年9月
緊急事態宣言とダンナのぎっくり腰で自粛。
2021年10月
ダンナのぎっくり腰もようやく改善傾向かみられたので撮影を再開しました。
2021年11月
第5波が驚くほど終息したので、第6波が来る前に次回のカレンダーのために週2ペースで撮影しました。
2021年12月
2021年の活動
何度かの感染の波と緊急事態宣言で自粛を余儀なくされた一年でした。おまけにダンナがぎっくり腰になってしまい、約半年間フィールドの活動がストップしました。ちょうど緊急事態宣言と重なっていたので、あまり悔しい思いをしないで済んだのは不幸中の幸いでしたが、夏鳥がまったく撮れていないので来年のカレンダーがいささか心配です。これから締め切りまでの間が勝負です。
がんばります。
野鳥撮影セットとして最初に使うミラーレスカメラとしておすすめできます。 広角から標準域のレンズもついてこの値段なので破格だと思います。 マウントがZマウントなので、一眼レフ用のFマウントのレンズを使うためにはFTZというアダプタが必要です。 |
最初からZ50と500mmF5.6PFの組み合わせで使う場合は、Z50ボディとFマウントからZマウントに変換するアダプターFTZと500mmF5.6PFを買う必要があります。ちょっと高価な買い物になってしまいますが、予算が許すのでしたら野鳥撮影としては理想的な組み合わせになると思います。
Z50ボディとFTZのキットもあるのですが、微妙な価格設定です。価格が変動するのでわかりませんが、2021年時点ではZ50+FTZのキットと、上のレンズキット+FTZ単体で買うのとあまり値段の差がありません。つまり、レンズキットのレンズが大変安く設定されていて、そっちを買ってね、というメーカーの思惑があるようです。レンズがほぼタダで付いてくるので、現時点ではZ50のレンズキットとFTZ単体で購入することをおすすめします。
Nikon Z 50 ボディ | Z50+FTZのキット | FTZ |
一時期は人気があり過ぎて、納期が半年とか1年と言われていた絶大な人気を誇る500mm超望遠レンズです。とにかく500mmのレンズとしては小型軽量で、フィールドを歩き回って手持ちで野鳥を撮影するスタイルの人には最適なレンズです。一度このレンズを持つと他のレンズを持つのが嫌になるほど軽量でコンパクトです。 逆光に弱いという弱点がありますが、順光で撮っていれば概ね問題はないでしょう。ミラーレスとの相性も良く、手振れ補正も良く効きます。 価格がネックとなりますが、500mmF4E FLの半額以下です。 |
身近な野鳥カレンダー2022です。2021年版と同様、珍しい野鳥ではなく、身近な公園で出会えるかわいい野鳥をテーマに集めました。2022年版もB4の大型サイズの高品質なフルカラー印刷です。
「身近な野鳥カレンダー2022」 |
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