使用機材:野鳥撮影で使用しているカメラとレンズ

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~2019年

ボディ:Nikon D5600
レンズ:AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

2017年7月に購入したNikon D5600 のダブルズームキットで野鳥撮影をはじめました。当時、カメラのことは何もわからなかったので、写真家の相方のすすめに従いました。野鳥撮影にはコンパクトカメラではなく、最初からレンズ交換型の一眼レフがよい、とのことでした。今考えると、この選択は大正解でした。

キットの70-300mmズームも優秀なレンズで、とにかく400gほどの軽さが魅力です。ボディも450gほどなので、合わせて900g以下しかなく、少々不安になるくらいの軽さです。身長150cm、体重40kgの非力な私でも軽々と持つことができました。この組み合わせでフィールドを10kmほど歩いてみましたが、全く問題ありませんでした。
こんなに軽くても、D5600は大変良くできたカメラで、写りは大変良く、大満足でした。一眼レフでの野鳥撮影に馴れるまでは、ダントツにおすすめのカメラセットです。

しかし、撮影にも馴れてくると、望遠側が300mmという限界にいささか不満を感じるようになってまいりました。野鳥はあまり近づけないので、300mmだとかなり小さくしか写りません。やはり最低500mmは欲しいところです。
しかし、焦点距離が長い望遠レンズは、その分大きく、重くなってしまいます。自分に持てるのか、また、それを持って今まで通りフィールドを歩けるのかがとても心配でした。

カメラ量販店で、当時評判が高かった200-500mmズームを持って見たところ、工夫次第で「何とか行けそうだ」という感覚を持てたので、早速購入してみました。
ボディのストラップだけでぶら下げるのは厳しいと思いましたが、速射ストラップを利用して、レンズフットでぶら下げるようにしたら負担がかからず、今まで通り10km前後歩いても問題ありませんでした。

この組み合わせで、どの程度の写真が撮れるかは野鳥ページを参照いただければと思います。まだまだ修行中の身ですが、稀にピントも露出も許容できる写真が撮れた時の喜びはひとしおです。

鳥にはまってから現在に至るまでの奮闘記は、小冊子「たかちゃんの、鳥さんこんにちは」にまとめましたので、よろしければ参照くださいませ。YILストアで販売中です。野鳥撮影に不安を持っている女性の方々や、野鳥は好きだけど一歩踏み込めないで躊躇されている方々に、一例として参考になればと思います。

2019年~

2019年からはNikon Z50にFTZを介してAF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRを装着したセットを使用しています。位相フレネルレンズを使ったレンズは500mmとは思えない超軽量コンパクトで撮影が大変楽になりました。単焦点なので、写りも良く、開放から高解像で、手振れ補正もよく効きます。
ミラーレス一眼は野鳥撮影に使えるかどうか心配でしたが、特に動作が速い野鳥や飛行シーンを狙うのでなければ、逆にピント精度も高く、私の場合はミラーレスの方が使いやすい印象です。特に今まで一眼レフでどうしても克服できなかった露出補正がスムーズにできるようになり、白飛びなどの露出の失敗がなくなりました。
野鳥撮影セットとしてはイチオシのセットです。

2022年~

ありがたいことに、図鑑やカレンダーの写真に採用していただき、野鳥撮影も単なる趣味ではなく、仕事の一部になってきました。より大きく、高解像の写真を撮るべく、Z800mm F6.3を購入しました。私のような非力の女性でも手持ち撮影が可能な画期的なレンズです。

一般撮影もされる方はこちらをおすすめします。旅行などにも気軽に持って行ける小型軽量のセットです。 Z50を野鳥撮影にしか使わない方にはボディ単体と超望遠レンズの組み合わせがおすすめです。Zマウント純正の望遠レンズか、FTZを介してFマウントの超望遠レンズが使えます。
現在メインで使っているレンズです。位相フレネルレンズにより、夢のような超軽量コンパクトな500mmレンズです。逆光に弱い欠点はありますが、写真を見ていただくと分かる通り、単焦点なので開放から超高解像の写真が撮れます。野鳥撮影にはイチオシのレンズです。 500mmF5.6PFはFマウントレンズなので、Z50に使うにはこのFTZマウントアダプターが必要です。これがあれば、Fマウントレンズの資産がある方は重宝します。

2023年〜

Z9の動物認識AFの機能をそのまま引き継いだ小型軽量のカメラZ8が登場したので、導入しました。鳥の目へのAFが確実になり、撮影の成功率が圧倒的に高くなりました。

20224年〜

800mmF6.3の最短撮影距離が5mで、公園によっては野鳥が近すぎてピントが合わないことがあります。後ろにも下がるスペースがなく、もう数十センチ寄れればと、くやしい思いをすることがしばしばです。また、軽くなったとはいえ、ハチロクサンとZ8で3.5キロほどになるので、3日連続でフィールドに出ると筋肉痛がひどくなります。
新しく出た600mmF6.3は最短撮影距離が4mとなり、重さがなんと1.4キロしかありません。夢のようなレンズです。2024年からは状況に応じてハチロクサンとロクロクサンを使い分けています。

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たかちゃんのトリトリ~